お口の中の二大疾患、むし歯と歯周病は歯面に強固に付着した細菌の塊〜オーラルバイオフィルム〜が原因。このバイオフィルムができないように、毎日効果的なプラークコントロールをすることが重要ですが、ご自身で行うセルフケアだけでは十分とはいえません。歯の痛みなどの症状が出たときだけ歯科医院に行く人に比べ、定期的に歯科医院で予防処置を受けていた人は歯の寿命が3〜9倍長いという研究の結果が出ています。
定期的に歯科医院で受診し、自分ではどうしても取りきれないプラークを除去したり、ブラッシングの方法が自己流になっていないかアドバイスを受けたり、歯周ポケットの中のバイオフィルムや歯石を除去するといった専門家による予防処置を受けることにより、むし歯や歯周病の発生や進行を防ぎ、歯の寿命を長く保てるのです。